STUDIOでホームページ作成する方法|特徴・料金・向き不向き

Studioは、コードを書かずに、余白やレイアウトまで細かく調整したデザイン性の高いホームページを作りたい人に向きます。公式の現行表記は「Studio」ですが、検索では旧表記の「STUDIO」も広く使われています。

CMS、フォーム、共同編集、アクセス解析も備えており、ポートフォリオ、ブランドサイト、会社サイト、採用サイト、更新型サイトまで対応できます。一方、予約やネットショップを一つの管理画面で完結させるサービスではなく、プランごとのページ数やCMS件数にも注意が必要です。

この記事では、2026年8月6日時点のStudio公式料金表とヘルプを基に、作り方、料金、独自ドメイン、CMS、フォーム、SEO、共同編集、移行時の注意点を解説します。

目次

Studioが向いているサイトと向かないサイト

向いているサイト慎重に検討したいサイト
ブランドサイト、ポートフォリオ、採用サイト商品数・注文処理が多い本格ネットショップ
デザインを重視する会社・店舗サイト複雑な予約、会員、業務システムが中心のサイト
CMSで実績、事例、記事を更新するサイト完成データをHTML一式で自由に持ち出したいサイト
制作担当と運用担当が共同編集するサイト低価格プランで多数ページを公開したいサイト

デザインと更新性を両立したい人に向く

自由なレイアウトとCMSを組み合わせられるため、固定ページはデザインを作り込み、実績やお知らせは運用担当者がCMSから更新する使い分けができます。

業務機能を一体化したい場合は外部サービスも必要

フォームは標準機能がありますが、予約枠、在庫、注文、会員情報などを本格運用する場合は外部サービスの埋め込みや連携が中心です。必要機能と月額費用を合算して判断します。

Studioでできること

ビジュアルエディターでレスポンシブを調整する

画面上でボックス、文字、画像などを配置し、パソコン・タブレット・スマートフォンの幅ごとにレイアウトを調整します。自由度が高い分、余白、文字サイズ、折り返しを自分で確認する必要があります。

CMSで記事や事例を更新する

CMSモデルに項目を定義し、記事、実績、スタッフ、FAQなどを管理できます。プランごとにモデル数と公開アイテム数が異なるため、現在の件数だけでなく、数年後まで増える量を見積もります。

フォームと共同編集を使う

問い合わせフォームを設置でき、メンバーやゲストを招待して共同編集できます。権限は公開操作やフォーム回答へのアクセスを含めて分けられるため、制作会社、担当者、更新担当者の役割に合わせます。

Studioでホームページを作成する手順

  1. サイトの目的、必要ページ、更新する情報を整理します。更新情報はCMSにするか固定ページにするかを決めます。
  2. Studioでプロジェクトを作り、テンプレートまたは白紙から開始します。
  3. 共通ヘッダー、フッター、文字スタイル、色、余白のルールを先に整えます。
  4. ページとCMSモデルを作り、実際の文章と画像を入れます。仮テキストのままデザインを完成させないようにします。
  5. フォーム、外部サービス、計測タグ、OGP、SEO情報を設定します。
  6. ブレークポイントごとに表示を調整し、実機でリンク、フォーム、読み込みを確認します。
  7. FreeのStudioサブドメインで試すか、必要なプランを契約して独自ドメインで公開します。

Studioの料金プランと主な上限

下表は2026年8月6日に公式料金表で確認した代表的な条件です。年払いの金額は月額相当で、契約時には請求期間と総額を確認してください。

プラン料金ページ数CMS公開アイテムフォーム閲覧上限主な使い方
Free0円50100100試作、Studioサブドメイン公開
Mini590円/月相当(年払い)・月払い1,290円2+404100100独自ドメインの1ページ中心サイト
Personal1,190円/月相当(年払い)・月払い1,720円1501,0001,000ポートフォリオ、小規模会社サイト
Business3,980円/月相当(年払い)・月払い5,460円3005,00010,000更新量が多い事業サイト
Business Plus9,980円/月相当(年払い)・月払い12,900円30015,00010,000大規模運用、高度な連携

MiniはFreeよりページ数が少ない

Miniは独自ドメインを低価格で使える代わりに、公開ページは2ページと404ページです。Freeの50ページからそのままMiniへ移ると上限を超える場合があるため、ページ数だけで「有料なら上位」と考えないようにします。

フォーム回答数は管理画面で見られる上限

公式料金表の「フォーム回答数」は、管理画面と通知メールで確認できる回答の上限です。上限を超えた回答は確認できなくなるため、問い合わせ量が多いサイトでは余裕を持ったプランと保存手順が必要です。

独自ドメインはMini以上

独自ドメイン接続・公開はMini以上です。ドメイン取得費はプラン料金と別に考えます。ドメイン選びや管理方法は独自ドメインの基礎で確認できます。

デザイン、スマホ表示、SEOの注意点

自由度が高いほど表示確認が重要

Studioはレスポンシブの細かな調整ができますが、すべてを自動で最適化してくれるわけではありません。文字量が変わるCMSページも含め、画面幅ごとに重なり、はみ出し、余白、ボタンサイズを確認します。

SEO設定とコンテンツ設計を分けて考える

ページタイトル、説明文、OGP、見出しなどを設定でき、対象プランではGoogle Search Consoleや計測ツールも連携できます。ただし、設定項目があることと検索上位になることは別です。記事の役割や内部リンクはホームページのSEO対策も参考に整えます。

Studio Analyticsと外部解析を使い分ける

Studio AnalyticsではPVや訪問者などを確認でき、プランごとに表示期間が異なります。より詳しい分析や広告計測が必要なら、対応プランでGoogle Analytics、Google Tag Managerなどを設定します。

CMS、フォーム、外部サービスを運用するポイント

CMSモデルを増やしすぎない

記事、実績、スタッフなどを何でも別モデルにすると管理が複雑になります。同じ項目構成で運用できるものはまとめ、公開アイテム数と担当者の更新手順を先に決めます。

フォームは上限と通知を確認する

項目、必須設定、通知先、受付後の案内、個人情報の保存期間を決めてテストします。問い合わせ設計の基本はお問い合わせフォームの作り方で確認できます。

予約やECは外部サービスの条件も含める

外部の予約、決済、ECサービスを埋め込む場合、Studio側だけでなく、外部サービスの月額、手数料、顧客データ、障害時の対応も運用コストになります。見た目だけでなく管理画面の使いやすさも試してください。

共同編集、契約変更、移行で注意すること

共同編集では、デザイン、CMS、公開、フォーム回答など必要な権限だけを付与します。退職者や外部制作者のアカウントは、引き継ぎ後に整理します。

有料プラン契約後の返金は公式料金表で受け付けないと案内されています。ダウングレードは予約できますが、新しいプランの上限を超えたまま契約期間が終わると、CMSアイテムやサイト全体が非公開になる場合があります。

他環境へ移るときは、完成したサイトを汎用HTML一式としてそのまま持ち出せる前提にしません。文章、画像、CMSデータ、フォーム項目、計測設定を整理し、新しい環境で再構築する計画を立てます。

ほかのホームページ作成ツールと比較するときの基準

Studioはデザイン、CMS、共同編集を重視するサイトに向きます。予約・ECの一体運用、低価格での多ページ、移行の自由度を重視する場合は、ホームページ作成ツールの比較でほかの選択肢も確認してください。

よくある質問

Studioは無料で公開できますか?

FreeプランでStudioサブドメインへ公開できます。独自ドメインはMini以上が必要で、FreeではStudioバナーが表示されます。

MiniとPersonalはどちらを選べばよいですか?

1ページ中心で独自ドメインを使うならMini、複数ページやCMSを増やすならPersonalが候補です。Miniは2ページ+404ページなので、ページ数を必ず確認してください。

Studioから別サービスへ簡単に移せますか?

完成サイト全体を汎用コードとしてそのまま移す前提にはできません。文章、画像、CMSデータなどを整理し、新しい環境で再構築する計画が必要です。

まとめ

Studioは、デザインを細かく整えながら、CMS、フォーム、共同編集を使いたいサイトに向いています。Freeで試せますが、独自ドメインやページ数、CMS件数、フォーム回答の上限はプランごとに大きく異なります。

特にMiniのページ数、フォーム回答の閲覧上限、ダウングレード後の非公開条件は契約前に確認が必要です。見た目だけでなく、更新量、問い合わせ数、外部サービス、将来の移行まで含めて選びましょう。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!

筆者・監修者

STARRY代表。Webデザイナー・SEOコンサルタントとして、WordPressによるホームページの新規制作、リニューアル、サイト移転、SEO対策、運用改善に携わる。19年以上のWeb制作経験をもとに、初心者にも分かりやすく、実際のサイト運営で役立つ情報を監修・執筆している。ランサーズでは、Webデザイナー分野のパッケージ売上全国1位をはじめ、上位実績を多数獲得。

監修・執筆者のプロフィール詳細を見る>>

目次